2016年4月

資料室

日本道路公団の年報

日本道路公団の年報

日本道路公団が毎年発行していた年報の1999年度版。 民営化後の運営状況と比較するためにそのまま閲覧できるようにした。 一括ダウンロード 目次(2MB) 2.平成10年度の動き(9.3MB) 4.資料(29MB)

資料室

管理費は増大している

次に日本道路公団時代の管理費を示す。 民営化後は、高速道路会社6社と高速道路機構に上下分離の構造とされた。 道路機構の仕事内容に対し、その管理費が大きく振れていることが不自然だ。また2011年には3057億円と飛び抜けた […]

資料室

次々に完成する高速道路

増殖する高速道路

道路改革後も次々にあたらしい高速道路が建設されている。 延長された分、料金収入が増えなければ道路の運営は成り立たない。 それなのに民営化後の料金収入は、むしろ減少している。 2013 京都縦貫自動車道 沓掛IC~大山崎J […]

資料室

道路が延伸しているのに収入は減少 

民営化後もあたらしい道路が次々に完成し、総延長が増加しているにもかかわらず、料金収入は減少している。一方、管理費は増大している。 2006年から2014年までの料金収入は次のとおり。出典:過去の財務情報 なお、民営化直後 […]

再改革が必要な理由

どんぶり勘定の返済

どんぶり勘定

どんぶり勘定とは、味噌もクソの一緒にひとつのどんぶりのなかに入れて勘定することだ。高速道路の料金プール制とは、償還が終わってなおドル箱の道路と、返済の目処が立たない赤字道路をまとめて勘定することであり、まさしくどんぶり勘 […]

再改革が必要な理由

SA・PAでは関連会社がボロ儲け

丸儲けのサービスエリア

高速道路のサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)は莫大な収益性を持っているにもかかわらず、借金の返済にまったく貢献していない。道路公団民営化以前と同じく、道路役人のパラダイスを維持する道具なのである。まずは、S […]

再改革が必要な理由

バカ高い高速料金

高速代が高すぎる!

高速道路ならリッター15キロを超えて走るクルマがめずらしくなくなった。燃料代も安定してきた。そこに重くのしかかるのが高速代だ。 高速道路1kmを走るのに24.6円という料金単価で計算される高速代は、諸外国に比較して恐ろし […]

再改革が必要な理由

「いつか無料になる」とだまされる利用者

騙され続ける利用者

下の図表は、道路公団時代に作られた「償還計画上の未償還残高の推移」という図表に、民営化後の計画を書き加えたものだ。 2060年(平成72年)に無料化されることになっているが、いったい誰がそんな話しを信用するだろうか。 こ […]

再改革が必要な理由

偽りの道路改革

偽りの道路改革

「古い自民党をぶっ壊して政治経済の構造改革を行う」 こうした分かりやすく勇ましいフレーズを繰り返した小泉氏は、 不人気の森首相に代わって首相に就任し、圧倒的人気を誇った。 「もっとも困難なものから手を付ける」 就任直後、 […]

情報公開

ETCのコスト

以下の内容で情報公開請求をおこなった。 かかる情報公開においては、旧建設省、現国土交通省、旧道路4公団、高速道路機構、高速道路会社6社が関わっている。また、期間についても10年以上を遡る必要があるため、請求人は、国土交通 […]